投稿日:2025.01.28 最終更新日:2025.07.23

クレジットカードで銀行振込はできる?代替手段のやり方や注意点

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    「取引先への支払い日が迫っているのに、銀行口座の残高が足りない」

    「現金はすぐに用意できないけど、クレジットカードを使えば、振込ができるのでは?」

    このように、急な支払いや資金繰りの場面で、クレジットカードでの銀行振込を考えた方も多いのではないでしょうか?

    結論から言うと、クレジットカードを使って、銀行のATMや窓口のように、直接相手の口座にお金を振り込むことはできません。本記事では、クレジットカードでの銀行振込ができない理由や、活用できる代替手段を解説します。ぜひ参考にしてみてください。

    クレジットカードで銀行振込はできない

    冒頭で述べたように、クレジットカードで銀行振込はできません。なぜクレジットカードで直接の銀行振込ができないのか、その理由を明確に理解しておきましょう。理由は大きく2つあります。


    1. カード会社の規約で「現金化」が禁止されているため

    クレジットカードには、商品を購入するための「ショッピング枠」と現金を借りるための「キャッシング枠」の2つの枠があります。

    銀行振込は、商品を介さない現金の移動です。もし、これをショッピング枠でできてしまうと、実質的に「買い物」という名目で現金を手に入れることができてしまいます。これを「クレジットカードの現金化」と呼び、カード会社は規約で固く禁止しています。

    規約違反が発覚した場合、カードの利用停止や強制解約といった厳しいペナルティが課せられるため、絶対に行ってはいけません。

    2. そもそもクレジットカードに振込機能が搭載されていないため

    キャッシュカードは、銀行口座と直結しており、預金と振込の機能が備わっています。一方、クレジットカードの主な機能は「決済(後払い)」です。

    ショッピング、キャッシング、各種支払いの確認など、決済に関する機能が中心となっています。カードのシステム自体に、他人の銀行口座へ直接送金する機能は搭載されていません。クレジットカードを使って相手の口座に直接振り込むことはできないのです。

    【代替手段】クレジットカードを銀行振込のように使う方法

    直接振り込むことはできませんが、クレジットカードの機能を使って実質的に振り込む方法がいくつかあります。以下で、5つの方法を紹介します。

    方法1. キャッシング枠を利用して現金で振り込む

    クレジットカードの「キャッシング機能」を使う方法です。ATMなどで現金を直接引き出し、その現金を使って銀行振込を行います。手続きが簡単で、すぐに現金が手に入ります。

    ただし、金利が年利15%〜18%と非常に高いです。また、キャッシング枠とショッピング枠は、通常合算で管理されているため、キャッシング枠をつかってしまうと、その分ショッピング枠が減ってしまいます。

    例えば、ショッピング枠が50万円で、キャッシングで20万円を借入してしまうと、ショッピング枠で使える金額は、30万円に減ってしまうのです。

    方法2. 請求書カード払いサービスを活用する(法人・個人事業主向け)

    請求書カード払いサービスとは、企業間の請求書による銀行振込を、代行会社を通じてクレジットカードで決済できるサービスです。利用者は代行会社に対してクレジットカードで決済し、取引先への支払いは代行会社が行います。

    支払いをクレジットカードの引き落とし日まで、先延ばしにできるため、資金繰りを改善できるメリットがあります。

    方法3. 電子マネーにチャージして送金・決済する(個人向け)

    個人の間での送金であれば、「PayPay」などのスマホ決済アプリ(電子マネー)も有効な手段となり得ます。クレジットカードでPayPay残高にチャージを行い、その残高を使って友人や家族に送金するのです。

    手数料無料で手軽に行えるのが魅力ですが、送金できる金額には上限があり、事業用の正式な振込としては利用しにくいという側面も理解しておく必要があります。

    クレジットカードを活用して振込を利用する際の注意点

    ここでは、先程紹介した代替手段を利用する際の注意点を紹介します。

    手数料・金利が高額になる可能性がある

    キャッシングは金利が非常に高く、安易に利用すると返済が困難になる可能性があります。請求書カード払いサービスも、便利な反面、数%の手数料がかかります。利用する際は、必ずコストを正確に把握しましょう。

    カード利用規約違反にならないかを確認する

    クレジットカードのショッピング枠を現金化する目的で、商品購入を装い、実態のない取引を行うことは「カードの現金化」として固く禁じられています。規約違反が発覚した場合、カードの強制解約や、残債の一括請求を求められるリスクがあります。

    クレジットカードの利用可能枠を圧迫するリスクがある

    キャッシングや請求書カード払いサービスを利用すると、その金額分だけ、普段の買い物に使えるショッピング利用可能枠が減少します。大きな金額を決済してしまうと、その後のカード利用に支障が出る可能性があるため注意が必要です。

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    【まとめ】クレジットカードを利用して間接的に銀行振込を行う方法はある

    クレジットカードでの銀行振込は、現金化とみなされるためできません。ただし、キャッシングで得た現金で振り込む、「カード払いくん」などの請求書カード払いサービスを利用することで、間接的にクレジットカードで決済することは可能です。手数料やサービス内容をよく確認した上で、自社に合ったサービスを選びましょう。

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