ファクタリングの一括見積もりサイトは、複数社への相見積もりを代行し、最適な会社選びをサポートしてくれます。
一方で、ファクタリング会社の数は急増しており、「結局どの会社が良いのか」と、多くの選択肢を前に迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。複雑に思えるファクタリング会社選びですが、一括見積もりサイトを使い、いくつかの基準に絞って比較すれば、自社に合った一社を見極めることができます。この記事では、ファクタリングの一括見積もりサイトを6つ紹介するとともに、サイトを活用し、最適なファクタリング会社を見つけるために押さえておくべき比較の基準を紹介します。
この記事では、ファクタリングサービスの選定に役立つ紹介サイトや一括比較サイトを5つピックアップして紹介します。「ファクタリング一括比較サイトについて知りたい」「ファクタリングサービスの選定をスムーズに行いたい」という方はぜひ参考にしてください。
ファクタリングの一括見積もりサービス6選
フファクタリング会社の一括見積もりサービスを以下にまとめました。
- Payなび
- チョウタツ王
- ファクログ
- ファクタリング会社の口コミ
- ファクタリングベスト
- Grow Up
各サービスの特徴を詳しく紹介します。
Payなび
Payなびでは、必要書類をWeb上でアップロードするだけで複数のファクタリング会社に一括で審査を申し込めます。
従来の一括見積もりサイトでは査定の問い合わせまでが限度でしたが、Payなびは審査まで一括で完結。さらに、仮承認を通過した会社からのみ連絡が来る仕組みのため、大量の営業電話に悩まされることもありません。
チョウタツ王
個人事業主から法人まで幅広く対応するチョウタツ王は、業界をリードする厳選されたファクタリング会社との提携が特徴です。買取対象額は30万円から3億円までと幅広く、少額から大口の資金調達まで柔軟に対応。手数料は0.5%〜20%と幅がありますが、売掛債権の条件次第では極めて好条件での買取も期待できます。
ファクログ
業界No.1のユーザー数を誇る口コミサイト「ファクログ」は、月間600件以上の依頼がある大手一括査定サイトです。
審査通過率が高く、柔軟な優良企業のみを厳選しているため、悪質業者を避けたい方に最適。審査は最短30分、入金は最短2時間とスピードも魅力で、急ぎの資金調達にも対応します。
ファクタリング会社の口コミ
業界最大級の210社が掲載され、2,500件以上の口コミを誇る「ファクタリング会社の口コミ」は、一括見積もりから会社選びまでをトータルでサポートする情報プラットフォームです。一括見積もりは、専門の運営チームが利用条件に基づいて最適な企業を厳選して提案。見積もり結果と実際の口コミを照らし合わせることで、より信頼性の高いファクタリング会社を選べるようになります。
ファクタリングベスト
法人限定で展開するファクタリングベストは、審査通過率90%以上の優良企業最大4社への一括見積もりが特徴です。
提携先はすべてオンライン契約に対応しており、最短3時間での資金化が可能。土日祝日も通常営業している点も、急ぎの資金需要に対応できる強みとなっています。
Grow Up
Grow Upは、すべてのサービスが無料で利用できる一括見積もりサイトです。見積もり依頼時に企業名や売掛先の情報を開示する必要がないため、取引先への影響を気にせず、安心して相見積もりができます。
申込みから最短当日、最長でも1週間以内に見積もり結果が届き、買取率や契約内容を比較検討できます。納得のいく条件が見つからなかった場合は、そこで取引を中止することも可能です。
ファクタリング一括見積もりサイトの選び方
ファクタリング一括見積もりサイトを選ぶ際は、以下の点をチェックしましょう。
- 提携企業の数・質
- 契約・審査の利便性
- 電話番号の登録の要否
各チェックポイントを詳しく見ていきましょう。
提携企業の数・質
一括見積もりサイトを選ぶ際、重視すべきは提携するファクタリング会社の数と質です。提携企業数が多ければ多いほど、条件比較の幅が広がり、より良い条件で資金調達できる可能性が高まります。
ファクタリング会社によって手数料や入金スピードは様々です。大手は手数料は低いものの、審査に通らないかもしれません。対して中小規模のファクタリング会社では、手数料は少し高くなるかもしれませんが、対応が柔軟であったり、好条件で買い取ってもらえる場合もあります。
自社にあったファクタリング会社を選ぶためにも、信頼できる大手から優良な中小企業まで、幅広い選択肢を提供している一括見積もりサイトを利用しましょう。
契約・審査の利便性
契約や審査の手続きが、どこまでオンラインで完結できるかは重要なポイントです。スピーディーな資金調達のためには、来店や訪問が不要で、スマートフォンやパソコンだけで完結できるサービスを選びましょう。
また、必要書類は少ないほど手続きがスムーズです。本人確認書類や売掛金の証明書類、通帳コピーなど、基本的な書類のみで審査可能なサービスを選ぶことをおすすめします。
さらに、急な資金需要に対応できるよう、土日祝日対応や即日入金サービスの有無も確認しましょう。最短2〜3時間での入金に対応している一括見積もりサイトもあり、急な支払いにも安心して対応できます。
電話番号の登録の要否
ファクタリング一括見積もりサイトでは、ほとんどのサービスで電話番号の登録が必要です。
見積もり依頼後、提携企業から個別に連絡が入るため、複数の営業電話への対応が必要になることもあります。中には、事前に「メール連絡希望」と伝えても、電話での営業を行う会社も。
この点を避けたい場合は、「Payなび」のような仮承認が通過した企業からのみ連絡が来るサービスの利用がおすすめです。
また、メールでの連絡を優先するサービスでは、必要な場合のみ電話連絡が入る仕組みを採用しており、不要な営業電話に悩まされることはありません。
ファクタリングの一括見積もりサイトとは?
ファクタリング会社の急増に伴い、一括見積もりサイトが注目されています。ここでは、仕組みと利用の流れを解説します。
ファクタリング一括見積もりサイトの仕組み
ファクタリング一括見積もりサイトは、資金調達をしたい企業と複数のファクタリング会社を繋ぐ仲介プラットフォームです。利用者はサイトに一度情報を入力するだけで、提携している複数のファクタリング会社に同時に見積もりを依頼できます。これにより、個別に問い合わせる手間を大幅に削減できるのです。
ファクタリング一括見積もりサイトの利用の流れ
一般的な利用の流れは以下の通りです。
【STEP1】一括見積もりサイトで無料診断・申し込み
サイトの申し込みフォームに、事業形態、希望額、売掛先の情報などを入力します。
【STEP2】必要書類の提出
請求書や通帳のコピーなど、審査に必要な書類をWebアップロードやメールで提出します。
【STEP3】複数のファクタリング会社から結果連絡
申し込み情報と書類に基づき、各ファクタリング会社が査定を行います。査定後、各社から電話やメールで見積もり結果が届きます。
【STEP4】条件の比較・検討
提示された手数料、買取可能額、入金スピードなどの条件を比較し、最も自社に合った会社を選びます。
【STEP5】ファクタリング会社との本契約・入金
選んだ会社と本契約を結びます。契約完了後、指定の口座に資金が振り込まれます。
そもそもファクタリングとは?
ファクタリングは、保有する売掛債権(請求書)を売却し、早期に現金化する資金調達サービスです。手数料を支払うことで資金を得る仕組みで、借入(融資)とは異なります。
また、主に「2社間」と「3社間」の2種類があり、スピードを重視し取引先に知られたくない場合は2社間、手数料の安さを優先するなら取引先の承諾も得る3社間がおすすめです。
ファクタリングで一括見積もりサイトを利用するメリット
一括見積もりサイトを利用することで、以下4つのメリットがあります。
手間と時間を大幅に削減できる
一括見積もりサイトは、ファクタリング会社選びに関わるあらゆる手間を削減してくれる存在です。例えば、「まずは手数料の相場観を知りたい」という情報収集の段階や、「自社の条件に合う会社が複数あるか比較したい」という検討段階で、圧倒的な時間短縮を実現します。
また、資金調達のプロセスでは、多くの会社とやり取りする時間的・精神的な負担も大きいものです。一社一社に問い合わせて同じ説明を繰り返したり、多くの見積もりを管理したりする煩雑な作業から解放してくれる点も、経営者にとっては頼りになります。
手数料や条件を比較し、最適な会社を選べる
自社だけでファクタリング会社を探すと、どうしても知名度の高い会社や、過去に利用したことのある会社など、知っている範囲に限定されて視野が狭くなることがあります。
その点、一括見積もりサイトを利用すると、大手から中小まで、より多くの会社の中から自社に合う一社を紹介してくれます。自分では思いもよらなかった好条件の会社に出会うチャンスもあるでしょう。
また、複数の見積もりを比較することで、自社の売掛債権が市場でどの程度の評価(手数料)を受けるのかを知ることができるため、より有利な条件での資金調達を目指しやすくなります。
悪質な業者を避けやすくなる
一括見積もりサイトを利用すると、優良なファクタリング会社の基準も正確に把握できます。信頼できるサイトは、提携先のファクタリング会社を独自の客観的な基準で評価し、悪質な業者を事前に排除しています。これにより、利用者は安全な会社の中から、自社に合った一社を見極めやすくなるでしょう。
また、複数の優良企業の提案を比較する中で、適正な手数料水準や契約内容のポイントを学ぶことができます。優良企業の基準を把握することは、安全な資金調達の基盤となり、より満足度の高い取引につながります。
審査通過の可能性を高められる
一括見積もりサイトからの申し込みは、複数の会社に同時に審査依頼を出すことと同じです。ファクタリング会社によって審査基準は異なるため、A社では審査に落ちてしまったとしても、B社では承認されるというケースは十分にあり得ます。 複数の会社に網をかけることで、資金調達が成功するトータルの確率を高めることができるのです。
ファクタリングで一括見積もりサイトを利用するデメリット
便利な一括見積もりサイトですが、利用前に知っておくべきデメリットも存在します。
複数の会社から営業電話がかかってくる可能性がある
多くの営業電話に悩まされる背景には、一括見積もりサイトのビジネスモデルがあります。サイトの主な収入源は、提携するファクタリング会社から支払われる紹介手数料です。あなたの申込情報は、複数の会社にとって「他社と取り合う見込み客」となります。
そのため、各社は競争に勝つために、一刻も早くアプローチしようとします。日中の業務が忙しい中で、何件もの電話に対応しなければならず、「本業に集中できなかった」「同じ説明を繰り返すのが大変だった」といった事態に陥りかねません。
提携しているファクタリング会社の質に差がある
一括見積もりサイトは、提携しているファクタリング会社の質がすべてです。 評判の良いサイトは、提携時に独自の審査基準を設けて悪質な業者を排除していますが、中には提携審査が緩く、手数料が割高な会社や、対応が良くない会社が紛れているサイトも存在します。
もし質の低いサイトを利用してしまうと、相見積もりを取ったにもかかわらず、結局は好条件の会社が見つからなかったり、不要なトラブルに巻き込まれたりするリスクがあります。
地域によっては選択肢が限られる
ファクタリング会社は東京や大阪などの大都市圏に集中している傾向があるため、地方の企業にとっては選択肢が限られる場合があります。
一括見積もりサイトで多くの会社が紹介されても、自社の所在地が対応エリア外となってしまい、契約に至らないケースも少なくありません。また、対面での契約を希望する場合に、近くに対応できる会社が見つからないという問題もあります。
ファクタリングの一括見積もりを上手に活用するには?5つの比較基準
一括見積もりサイトから複数の提案を受けたら、次は「どの会社を選ぶか」という重要なステップです。以下の5つの基準で各社を比較し、最適な一社を見極めましょう。
基準1:手数料
提示された手数料が業界の相場(2社間:8%〜18%、3社間:2%〜9%)から大きく外れていないかを確認しましょう。また、手数料以外に登記費用などの諸経費がかかる場合もあるため、最終的な手取り額で比較することが重要です。
基準2:入金までのスピード
最短即日と書かれていても、実際には申し込みの時間や曜日によって変動します。
各社に「今日の午前中に申し込んだ場合、いつ着金しますか?」など、具体的なスケジュールを確認しましょう。緊急度に応じて、最も早く対応してくれる会社を選びます。
基準3:契約条件(償還請求権の有無など)
契約書の内容は必ず精査してください。特に、万が一売掛先が倒産した場合に利用者が返済義務を負う「償還請求権あり(ウィズリコース)」の契約になっていないかは、契約前に確認しておきましょう。日本のファクタリングは「償還請求権なし(ノンリコース)」が一般的です。
基準4:債権譲渡登記の要否
2社間ファクタリングでは、ファクタリング会社が債権を保全するために「債権譲渡登記」を条件とする場合があります。登記は誰でも閲覧できるため、取引先に知られるリスクはゼロではありません。登記が不要な会社を選ぶことで、より安心して利用できます。
基準5:担当者の対応の質
見積もり結果を連絡してきた担当者の対応も、重要な判断材料です。質問に丁寧に答えてくれるか、リスクやデメリットも正直に説明してくれるかなど、信頼できるパートナーとなり得るかを見極めましょう。
ファクタリングの一括見積もりサイトを利用する際の注意点
一括見積もりサイトを利用する際に、陥りがちな失敗を防ぐための注意点を3つ紹介します。
手数料の安さに飛びつかない
手数料が極端に安い場合、他の名目で高額な諸経費を請求されたり、不利な契約条件が隠れていたりする可能性があります。前述の比較基準を元に、総合的な条件で判断することが大切です。
申し込み情報は正確に入力する
複数のサイ入力情報に誤りがあると、正確な査定ができなかったり、審査に時間がかかったりする原因になります。特に、売掛先の情報や売掛金の金額は、請求書を見ながら正確に入力しましょう。
比較する際はは必ず共通の債権で見積もりを取る
複数のサイトや会社から見積もりを取る際は、必ず全く同じ売掛債権(請求書)を元に見積もりを依頼してください。A社には優良な債権、B社には回収リスクのある債権を提示するなど、比較する債権が異なっていては、手数料や条件を公平に比較検討することができません。
債権の二重譲渡はしない
一度ファクタリング会社に売却した売掛債権を、別のファクタリング会社にも売却することを二重譲渡と呼び、これは詐欺罪に問われる可能性のある明確な違法行為です。資金繰りが苦しくても、絶対に手を出してはいけません。
ファクタリングの複数譲渡はなぜバレるのか?二重譲渡のリスクや違法でない利用方法
一括見積もりサービスを利用するなら「Payなび」がおすすめ
複数の一括見積もりサービスの中でも、「Payなび」がおすすめです。おすすめの理由は、以下の4つです。
- 手続きに必要書類は2つだけ
- 信頼性の高い優良ファクタリングサービスを利用できる
- 無駄な営業電話の心配がない
- 無料で利用できる
それぞれ詳しく紹介します。
手続きに必要書類は2つだけ
Payなびの手続きに必要な書類は以下の2種類だけです。
- 売却予定の「売掛債権」の請求書
- 銀行の入出金明細(直近3カ月分)
用意する書類が少ないことで、手続きをスムーズに進められるほか、書類不備による時間ロスも減らせます。
信頼性の高い優良ファクタリングサービスを利用できる
信頼性の高い優良ファクタリングサービスを利用できるのもメリットの一つです。ファクタリングサービスは多くあり、中には悪徳業者も存在しています。
Payなびでは、ファクタリング会社の登録の際に独自の審査を行っています。悪徳業者の疑いがあるところを排除しているため、安心して利用できるでしょう。
無駄な営業電話の心配がない
利用者に連絡が入るのは仮審査を通過したファクタリング会社だけです。その提案内容に魅力を感じなかったら、「この申請を終了する」のボタンを押せば、以降の連絡はストップされます。無駄な営業電話に対応する手間が省けるのは嬉しいポイントです。
無料で利用できる
Payなびは無料で登録でき、サービスの利用料もかかりません。さらに、一括見積りを行うと手数料が最大60%も割引になるのも大きなポイントです。
一括見積もりサイトを活用して自社にあったファクタリング会社を見つけましょう!
あまりにも会社の数が多すぎて、どこを選べばいいのか迷ってしまいがちなファクタリングのサービス。紹介サービスや一括比較サイトは、自社にあったファクタリングサービスを選ぶのに重宝します。
特に一括比較サイトは、簡単に「相見積り」を行えるのが魅力だと言えるでしょうが、営業の電話が殺到したり、条件面にあまり違いが見られなかったりする場合があるため、自社にあった一括比較サイトを選ぶことは重要です。
Payなびでは無駄な営業電話はなく、手数料や入金スピードなど条件にあったファクタリングサービスを提供します。




